MLM勧誘のABC~最強?それとも、もう古い?

たいていのMLMでは、口コミ勧誘の際の有効な方法として、
ABCという方法がとられています。

この記事ではABCの基本的な考え方と、その問題点について考えてみようと思います。

MLM勧誘のABC 定石として教えられる,その方法。

まず、簡単に勧誘のABCについて説明しましょう。

設定》
Aさん=MLM参加初心者

Bさん=Aさんのアップ
Cさん=Aさんが勧誘しようとしている人(Aさんの見込み客)

Aさんは、Cさんを見込客とし、勧誘しようとします。

Aさんは自分ひとりでは心許ないので、自分のアップであるBさんにも同席してもらい、Cさんを勧誘することにしました。

Cさんは、喫茶店かどこかに誘われて、AさんからBさんを紹介され、AさんBさんの両方から、MLM企業についての説明を受けます。

このAさんBさんによる、Cさんの勧誘方法をABCといいます。

 

ABC勧誘の重要ポイントとされるもの

そして、ABC勧誘において
重要だとされるのが、事前に
AさんがCさんに

『Bさんは、将来のことを考えて、ビジネスに取り組んでいるすごい方だよ』

というように持ち上げて説明しておくことです。

言い方のバリエーションは色々あるとしても、
見込み客に説明してくれるアップの方を、
持ち上げる情報を見込み客に与えておく、というのがキーポイントになります。

するとCさんは、

《なんだか凄い人と会うんだなぁ》

という先入観を持ってBさんの話を聞くことになり成約率がアップする、まあ!なんと「優れた勧誘方法である」とされています。

さらに、説明を受けた後のCさんの反応をAさんがBさんへ細かく説明し、その後のアプローチをどうするか作戦をたてる…というようなプロセスもあるらしいです。

がしかし、MLMに関する情報が広く広まっていて、いい噂ばかりではない昨今、あまり有効な方法ではなくなってきていると言えます。

 

正攻法と教えられるABC勧誘の問題点とは?

インターネットが発達して便利になりました。

情報は玉石混淆ですが、パチパチ、カチッと検索すれば、すこしの労力でたくさんの情報を得られる世の中です。

ですから、MLMに関連する情報はあふれています。
否定的な意見、肯定的な意見と、双方枚挙にいとまがないことは誰しもすぐにわかること。

そういう状況で、
『この人はこのビジネスですごく成功している、すごい人なんだよ』と言われたとして、あなたはすぐに信じますか?

「何のビジネスなの?」
「〇〇〇〇だよ(MLM企業)」

答えないのも変ですから、相手は答えますよね。

そうして、言われた企業の名前を検索したら、いろいろな情報が出てきてしまう訳です。

中には否定的なものもありますから、会った時にいかにも『THE 勧誘』という雰囲気になってしまうと、警戒したくなりませんか?

 

というか、想像してみていただきたい。

そもそも初対面の第三者にいきなりビジネス云々の説明をされたら、それだけでいかにも感が丸出しなんです。

仮に、とくに調べずに言ったとしてもすでにマルチ商法、という悪いイメージの言葉を知っている人が大半なわけです。

だから、ハナから疑ってかかる人が大半です。態度には出さないとしても。

 

要するに、
ABCの手法で勧誘をする限り、胡散臭さを拭い去ることがとっても難しいというのが現実です。

 

 

 MLMの説明のお茶やセミナーへの誘い方に問題が。しかし…

さらに言いたいことがあります。

私は、自分が参加しているMLM企業の他に、いくつかのMLM企業の規約と概要書面に目を通したことがあります、ホームページに掲載されていて、誰でも目を通せるようになっています。

規約は全て見ようとすると細かいので触れませんが、概要書面というのは、ディストリビューターになるにあたっての注意点が書かれたパンフレットのようなものです。大体、どこのMLMも内容は似ています。

  1. アポイントを取る時に目的を伝えていますか
  2. 「概要書面」を渡して、説明していますか
  3. 収入についてかたよった説明をしていませんか
  4. クーリングオフ制度を理解してもらっていますか
  5. 自主制作物を使っていませんか
  6. 製品を誇大に説明していませんか

あるMLM企業はこの7点が書かれているのですが、
全て薬事法や特商法を守るための決まりです。

 

どこのMLMディストリビューターにもいるのですが、このうちの1を守っていない方が、実際のところ多い!

  1. アポイントを取るときに目的を伝えていますか?

アポイントはすなわち約束。
勧誘をする際に、お茶なんかをするわけですが、その口実として嘘はいかん!と。

要は『勧誘するからね!』と明るく伝えろ、という、至極当然ではあるけれども現実に即していない難易度高めの無茶振りが規約としてあるわけです。

法律遵守のためなので、仕方がないのですが。
その法律とは特商法で、消費者を守るための法律です。

勧誘される側からしたら、『MLMの話するからきてよ』もしくは、『いいビジネスの話があるから来てよ』と言われても、行きたいと思わないし、ちょっと怪しそうだから、家で寝てるとか趣味に使うとか、ほかのことに時間を使いたいと思う人が大半なわけです。

勧誘する側からしたら、まともに言えばほとんど来てもらえないのはわかっているから、最初から馬鹿正直に『勧誘させてよ』とは言えないわけです。

セミナーの目的を告げられず、行った先が、MLM企業のセミナーや体験会だった…というは話多いです。少し検索したらゴロゴロ出てきます。

確かに、ビジネスやりたーい!MLM企業の話聞きたいから聞かせて!という実にやりやすい方って希ですよね。

だって周りにいますか?私の周りにはいません。

そういう人ばかりならば、規約もきちんと守れるし、誤解も生まれないし、不愉快な思いをする人もいなくなるでしょう。

要は、まともに「事前に伝えるという規約」を守っていたら話にならないから、みんな守らない。

それは

つまり、
対面での勧誘をメインで行うには限界がある、という証拠に他ならない

と思うのです。

ここに、口コミ勧誘でダウンを獲得しようと思った時の大きな壁があると言えます。

口コミを行わない方がいいというわけではありませんが、補助的に他のやり方も進めないと、いつか困ってしまいます。

しかし、その壁を超える方法があるのです。
それがネット集客MLMです。

Related Entry

MLMにおける買い込みって何?企業が悪いのではない、という意...

ネット通販やフリマにニュースキン製品が出ているのはなぜ?

ロバートキヨサキ氏は、なぜMLMを評価したのか??

そもそもMLMとは?

MLMのアップとダウンってなに?